【現世の若者の現状】

文部科学省が2020年10月公表した問題行動・不登校調査によると、2019年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した児童生徒は18万1272人で、過去最多を更新した。増加は7年連続で、約10万人が90日以上欠席していた。

 内訳は、小学校が5万3350人中学校が12万7922人。学年が上がるごとに人数が増え、中3は4万8271人だった。全体の児童生徒に占める割合は、小学校で0.8%、中学校で3.9%。
 不登校の主な原因は「無気力、不安」が最も多く、「いじめを除く友人関係」「親子の関わり」が続いた。学校などで指導を受けた結果、19年度中に登校するようになった児童生徒は、全体の22.8%にとどまった。
 高校は5万100人で、前年度を下回ったが、横ばいが続いている。

また、労働力調査の結果を基に、いわゆる「ニート」に該当する「若年無業者」の15歳~39歳の数は、2020年には、87万人と言われています。その中でも15歳から24歳までの数が、2019年の24万人から37万人と大幅に増えている。

厚生労働省のニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書によると、学校教育段階で「躓き」を経験している者も多く、その原因として学校でのいじめ、ひきこもり、精神科・心療内科の受診経験のある者が約半数いると言われている。 そして現場にいる私たちが見てきた中には、精神科心療内科受診者には発達障がいからの精神疾患もあると考えられる。

【私たちの想い】

これからを創る若者に関わる社会問題である学校内のいじめ、不登校やひきこもり・発達しょうがいからの精神科・心療内科の受診を経験した後の15~39歳の若年無業者の増加に対して、先に生まれた私たちに何かできないかと考え、「出来ることから始めよう!」と考えたのが、この応援サポートハウス。

まずは、大人になるための階段を登り始めたばかりの小・中・高生対象に

「将来への希望」、

「対人関係」、

「仕事への期待」を

肌で感じられるような居場所を作り、人は人の中で育つことを体験し、地域の中で、その子の得意を伸ばしながら、自己肯定出来るよう、見守り、励まし、時には叱ったり、愛のある大人として関わりたいと思います。

その結果、

これからを創る若者が、自律の中で自立し、「自分らしく」元気に社会に巣立っていくことに繋げる。

【具体的な活動】

1.ショートステイ(家族からの自立)

親元を離れることを体験し、自立心を育てながらいろんな体験を通して経験し、学べる場所の運営。

2.食育から自立支援

畑を耕し、種を植え、育て、収穫して、命のもととなるものを知り、

料理して自分で食べることから、食の有難さを知る。そして、野菜のクズは堆肥にして土地を肥やしまた種を植え、無駄なものは一つもないことを実感する。

3.宅配弁当屋の運営

  1. 入居者の体験の場
  2. 次の体験の場になる便利屋へのきっかけづくり

4.地域密着型の便利屋運営

  1. 地域の一人暮らしの高齢者や高齢のご夫婦のみの世帯の困りごとを手伝う。
  2. 共働きのお子さんを持つ親御さんの困りごとを手伝う。
  3. 地域の人々と入居者のコミュニケーションを図れる機会を作る。
  4. いろんな手伝いから、入居者の「自分の得意なこと」や「自分の好き」を探すきっかけづくり。

5.シェアハウスでのカフェ運営

  1. 地域の人々との交流の場
  2. 運営する中で「自分の得意」「自分の好き」を探す体験の場

6.こども訪問支援

学校に行かない選択をした児童・生徒や無所属の15~18歳の子どもの家に訪問し、まずは、家以外の外に出られるようなきっかけ作りをする。

7.相談支援(親)

親世代の常識にとらわれ、目の前にいる子どもの困りごとや生きづらさを受け入れられない保護者や家族に対して、寄り添い回復方法を考え、導く。