初めまして!応援サポートハウスおばちゃんちです!

2021年9月20日と9月21日の連日、新聞におばちゃんちのことを載せていただきました。新聞内容の通り、おばちゃん2人が運営していきます!

9/20 北國新聞
9/21 中日新聞記事

中日新聞記事の抜粋

集団生活苦手でも 自立見守る居場所に 

 石川県内の女性二人が、宝達志水町で不登校の子どもらの自立を支援するサポートハウスの設置を進めている。教育や福祉の枠に収まらない「グレーゾーン」の子どもらに居場所を提供し、社会へ踏み出す一歩を後押しする。「最初の段階として外に出るきっかけになれば」。十月下旬の開設を目指し、空き家改修に取り組む。(稲垣達成、写真も) 長年、放課後等デイサービスの職員として障害や発達に遅れがある子どもと関わってきた道村真奈美さん(55)=津幡町=と、不登校だった長男(22)を持つ中町秀美さん(50)=金沢市。七尾市の児童発達支援・放課後等デイサービス施設でともに働き、意気投合した。七月に宝達志水町小川の空き家を共同購入し、ほぼ手作業で改修している。 名付けて「おばちゃんち」。「先生でも親でもない。地域のおばちゃんが、そっと見守る」(中町さん)。子どもらが家の外で過ごすための居場所と位置付け、基礎学力を補ったりする教育委員会の「教育支援センター」、個々の学びを大切にし、施設によっては単位認定を受けられるフリースクールとは一線を画す。 共同生活を送ったり、農業に挑戦したりするほか、カフェの運営や高齢者らへの弁当宅配など困り事にも対応。住民らとの交流を通して自分の存在意義を見つけてもらう。 「放課後デイに入るほどの障害はないが、集団生活が苦手で学童だとトラブルになってしまう“グレー”な子の受け皿にもなれば」。道村さんはそう語る。放課後デイ利用には、診断書を基に市町村が発行する「通所受給者証」が必要だが、「通常の放課後学童クラブで大丈夫では」と感じる子どももいたという。 中町さんは中学高校の六年間が不登校だった長男と向き合ってきた。十八、十九歳のころ。長男は日中は部屋に閉じこもったが、夜になると起き、話し掛けてきた。「本人が話したいと思うタイミングで、ひたすら聞いた。否定せず、本人を信じて見守った」。長男は高校卒業程度認定試験に合格。心理状態を観察し、相談に応じる公認心理師という夢ができ、今春から大学に通う。 「学校と聞くと身構えてしまう。さまざまな受け皿があっていい」。二人は口をそろえる。障害の有無に関係ない「居場所」をと思い立った。「たんぽぽの綿毛のように、元気に巣立っていってほしい」。シェアハウス(三人まで)の入居料は一カ月六万円、デイサービスは一回四千円、月額二万五千円。問い合わせは道村さん=電080(6807)2143=へ。

増える不登校 県内小中生 全国上回る

 文部科学省によると、不登校の小中学生は2019年度調査では18万1712人と過去最多。高校生は50100人と前年度を下回ったが、横ばいが続く。1000人当たりで小中学生は、石川が19.6人と全国平均の18.8人を上回る。富山は16.5人、福井は13.3人で全国で最少だ。 不登校について文科省は「病気や経済的な理由を除き年間三十日以上の欠席」と定義。担当者は「全ての児童生徒が同じ教室で楽しく過ごせることが大切」と話しつつ、「多様な教育機会を与えることも大事」と支援の必要性も認める。「おばちゃんち」の取り組みについて「まさに多様性に貢献するわけで、歓迎されるべき話」と評価する。

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