お金に変えられないもの
本日、いつもお世話になっている方からのお誘いで中村文昭さんの講演会に行ってきました。そこで感じた事、ビビッときた言葉を書こうと思います。
おばちゃんちは 今、不登校やひきこもりで困っている人のために作りました。
不登校でも、親がその状況を理解し、子どもを長い目で穏やかに見守れるのであれば”おばちゃんち”は必要ありません。
ひきこもりでも、本人には困り感がなく親や周りの人の理解もあるのであれば、これまた”おばちゃんち”は必要ありません。
けれど、
なかなか不登校の子どもを穏やかに見守ることは容易ではないですし、ひきこもっていては将来への不安も出てくるだろうし、親も自分は歳を取っていき、子どもを放っておくこともできないと思います。あるいは、放っておいていることにも不安を感じることもあるでしょう。
そして、家族だから言えないこと・出来ないこともあると思います。
そんな時に ”おばちゃんち”です。
家の中のことを家の中だけで解決しようとせず「一歩踏み出す」チャンスを掴んでほしいと願っています。
他人に頼ったり、助けを求めるのは恥ずかしいことでもなんでもありません!
それをしなかったために、取り返しのつかないような状況にならないよう勇気を出してほしいと思っています。
こんなことを書いている中町も、
一人で抱え込んでいたことがあります。世間体や常識と一人で闘っていましたし、子供の将来が不安だったり、周りの子どもと比べて不安や焦りもありました。どうしようもなく悶々としたやり場のない気持ちの時期もありました。
だからこそ、
「一歩踏み出す」ことをお勧めします!
一歩踏み出すとは?
自分の意志で家の外に目を向け、家以外の場所に一歩踏み出す挑戦をしてみることです。一歩踏み出してからのことは、やってみてから考えればいいのです。
まだ、何もやる気が起こらなかったり、気力がないのであれば充電しましょう。
いきなり学校に行かなくてもいいし、働きに行かなくてもいいです。
一人でなんとか出来るのであれば、それでいいです。自分(子ども)が思い描いているような時間を過ごせているのなら、
それでいいのです。
そのようなお子さんがいる親御さんは無理強いをせず、自分の意志で動くまで黙って待ちましょう。
なにかしたいけど、なにをやればいいのかわからない。
今の自分を変えたいけどきっかけがない、わからない。
そんな時には、一歩踏み出してください。
親の立場で言えば、
「人は変えられないけれど、自分は変えられる」とよく言いますよね。
子どものことが気になるし、不安や心配ならば、親御さん自身が一歩踏み出してください。
”おばちゃんち”は、親御さんの居場所でもあります。
お金に変えられないもの
この一歩はまさに、お金に変えられないものだと思います。
中村文昭さんが講演の中でおっしゃってました。
見えないものにお金を使え。
見えないものは経験や知識となるもの。
知識と言っても、学力ばかりじゃありませんよ。いろいろあります。
一つのところで、仕上げなくてもいい。
次々と自分の気持ちに素直になって、挑戦したらいい。
挑戦しなけば、成長はないのだから。
現状維持では、何も変わりません。
”おばちゃんち”では、
ここを必要とする人を待っています。